ギターアンプ/ベースアンプの使い方・音作り【基本編】




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スタジオやライブハウス等に常設している、

ギターアンプやベースアンプの基本的な使い方、

皆さん分かっていますか!?



長年ギターやベースを弾いている方の中にも、

アンプの基本的な使い方を分かっていない方が多数いらっしゃいます。



どんなアンプも基本的な使い方は一緒ですので、

まずは正しいアンプの使い方を学んでいきましょう。





MENU
アンプの電源を入れる場合
イコライザーについて
アンプの電源を切る場合
まとめ





アンプの電源を入れる場合



全てのツマミが 0 になっている事を確認する

・全てのツマミが 0 になっていない場合は 0 に戻しましょう。
最低でもVOLUMEのツマミだけでも 0 に戻しましょう。
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電源をコンセントに繋ぐ

・スタジオによっては初めからコンセントが繋いであるところもありますが、繋いでいない場合は自分でコンセントに繋ぎましょう。
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楽器とアンプをシールドで繋ぐ

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パワー(電源)をONにする

真空管アンプの場合はPOWER(電源スイッチ)とSTANDBY(スタンバイ・スイッチ)があります。
・真空管アンプのPOWERスイッチは真空管を温めるスイッチです。
・まずはPOWERスイッチをONにしてから2~3分程待って、真空管を温めてください。
・2~3分経ったらSTANDBYスイッチをONにしてください。
・アンプへの負担をできるだけ無くす為に、STANDBYスイッチは絶対に2~3分経ってからONにしましょう。
当然ですが、STANDBYスイッチ → POWERスイッチの順番でパワー(電源)をONにするなんて、絶対ダメですよ。
アンプの使い方(基本編) (4).jpg
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イコライザー(TREBLE・MIDDLE・BASS)の調節をする

・イコライザーのツマミを【フラット = 5】の位置に合わせましょう。
・【フラット = 5】は時計の12時の位置です。つまり、ツマミの0~10までの半分(50%)の容量という事ですね。
・イコライザーのツマミを全て【フラット = 5】の位置に合わせると、アンプそれぞれの平均的なサウンドの特徴がわかりやすくなります。
・俗に言う(カッコよく言えば)、【アンプの癖がわかる】というやつです。
・この設定の仕方を覚えてしまえば、初めて使うアンプでも特に迷う事も無くなりますよね。
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ボリュームを上げる

・いきなり大きく上げ過ぎない様に注意してください。
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イコライザーの微調整をする

・イコライザーを【フラット = 5】の位置から微調整しましょう。
・少ないと思う音域のツマミ上げたり、多いと思う音域のツマミを下げたりして、微調整をしましょう。
・自分の好みに近い音になるように微調整しましょう。
【フラット = 5】の位置で特に問題のない場合は、そのままでも大丈夫ですよ!
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アンプの電源を入れる場合
イコライザーについて
アンプの電源を切る場合
まとめ





イコライザーについて



イコライザーはEQUALIZERやEQUALISATIONと表記され、

EQ(イーキュー)と略して呼ばれます。



大きく分けると、

・PRESENCE (プレゼンス)
・TREBLE (トレブル) = HIGH
・MIDDLE (ミドル) = MID
・BASS (ベース) = LOW
・RESONANCE (レゾナンス)

この5つの音域の周波数を調節するツマミの事です。

歪み具合の調節は、
・GAIN (ゲイン) = DRIVE
になります。



それぞれの音域はこちらになります。

・PRESENCE … 超高音域の調整
・TREBLE … 高音域の調整
・MIDDLE … 中音域の調整
・BASS … 低音域の調整
・RESONANCE … 超低音域の調整
・GAIN … 歪み具合の調整

(アンプをクリーンに設定する場合はGAINツマミは 0 から調節する)



アンプによってはPRESENCEとRESONANCEが付いていないアンプもあります。

RESONANCEはBASSよりもさらに下の低音を出すツマミになります。

※RESONANCEに関しては基本的には必要無い事が多いため、ツマミは 0 の位置にしておいて、必要な時だけ少しずつツマミを上げて調整していく方がオススメです!





イコライザーについて・補足



イコライザーのツマミを【フラット = 5】の位置に合わせた状態で、

TREBLEのツマミを0~10まで回してどれぐらい音が変わるのか確認してみてください。

MIDDLEとBASSのツマミやGAINのツマミ等、全てのツマミを同様の手順で確認してみてください。

それぞれのツマミが、どれだけ音の変化の幅があるのかをしっかりと確認できますよね。



あと、

初めて使うアンプのツマミで、

PRESENCE(プレゼンス)とかRESONANCE(レゾナンス)とか、

初めて聞くようなツマミがあった場合は適当にツマミを回すのではなく、

英和辞書などで英語の意味を調べてからツマミを回していった方が、

アンプの使い方の習得の早さが何倍も違いますよ。

本当に!

今の時代、スマホで辞書が使えますから、すぐに調べられますね。

というか、今自分が何のツマミを回して、

どういう風に音が変化するのか分かっていないと、

全く意味が無いですよね。



この設定の仕方を覚えてしまえば、

初めて使うアンプでも特に迷う事も無くなりますよね。

1人でスタジオに個人練習で入って、時間をかけてじっくりと試すのがオススメです!





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イコライザーについて
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アンプの電源を切る場合



全てのツマミを 0 に戻す

・次に使われる方々の事も考えて全てのツマミを 0 の位置に戻しましょう。
・スタジオやライブハウスの機材をお借りするわけですから、できる限りアンプ本体に負担の掛からない状態で使用するのは当然ですよね。
最低でもVOLUMEのツマミだけでも 0 に戻しましょう。
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パワー(電源)をOFFにする

真空管アンプの場合はパワー(電源)を入れる場合とは逆で、STANDBYスイッチ → POWERスイッチの順番でスイッチをOFFにします。
・パワー(電源)を切る場合は真空管を温める必要はありませんので、STANDBYスイッチをOFFにしたらPOWERスイッチをすぐにOFFにしても大丈夫です。
当然ですが、POWERスイッチ → STANDBYスイッチの順番でパワー(電源)をOFFにするなんて、絶対ダメですよ。
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アンプからシールドを外す



コンセントから電源を外す



アンプの位置を移動した場合は元の位置に戻す

・自分が移動させたのなら、自分が元の位置に戻すのは当然ですよね。
・もし、次に自分が使用する立場だった場合に、自分の前に使用したお客様が丁寧にアンプを使用した後だと、自分も気分がすごくいいですよね!
・ちなみに、自分のアンプヘッドを持ち込んだ場合は、スピーカーケーブルをアンプとスピーカーキャビネットの元のΩ設定に差し込み直しておきましょう。
・これをやっておかないと次に使用する方がアンプから音が出ないどころか、下手をしたらアンプが故障してしまいます。
・次に使われる方々の事も考えて行動しましょう!
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まとめ



アンプの電源を入れる場合

① 全てのツマミが 0 になっている事を確認する
② 電源をコンセントに繋ぐ
③ 楽器とアンプをシールドで繋ぐ
④ パワー(電源)をONにする
⑤ イコライザー(TREBLE・MIDDLE・BASS)の調節をする
⑥ ボリュームを上げる
⑦ イコライザーの微調整をする



アンプの電源を切る場合

① 全てのツマミを 0 に戻す
② パワー(電源)をOFFにする
③ アンプからシールドを外す
④ コンセントから電源を外す
⑤ アンプの位置を移動した場合は元の位置に戻す





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