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スタジオやライブハウスで超定番のアンプとなっている、
RolandのJC-120
皆さんはちゃんと使いこなせていますか!?
どんなアンプを使うにも、
まずはこのアンプが使いこなせないといけない!
と言われる程、現在では定番のアンプとなっています。
JC-120を使いこなせるようになれば、
スタジオやライブハウスで慌てる事も無くなりますし、
初めて使用するアンプでも楽々と使いこなせるようになるはずです!
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アンプの基本的な使い方が分からない方は、まずはこちらのページをご覧ください。
↓↓↓
アンプの使い方【基本編】
使い方が分かる方も、再確認で見る価値アリです!
それでは、各ツマミを左から順に見ていきたいと思います。
■CHANNEL 1■
HIGH (INPUT)
CHANNEL 1のHIGHインピーダンスの入力端子です。
通常はこちらのINPUTを使用すれば大丈夫です。
LOW (INPUT)
CHANNEL 1のLOWインピーダンスの入力端子です。
音量(出力)の大きいギターはこちらへ繋ぐ事があります。
BRI
CHANNEL 1のBRIGHTスイッチです。
高音域のレスポンスを強調するスイッチです。
超高音域(プレゼンス)の調節スイッチです。
お好みでON / OFFしてください。
VOLUME
CHANNEL 1のボリュームを調節するツマミです。
TREBLE
CHANNEL 1の高音域の周波数を調節するツマミです。
MIDDLE
CHANNEL 1の中音域の周波数を調節するツマミです。
BASS
CHANNEL 1の低音域の周波数を調節するツマミです。
■CHANNEL 2■
HIGH (INPUT)
CHANNEL 2のHIGHインピーダンスの入力端子です。
通常はこちらのINPUTを使用すれば大丈夫です。
LOW (INPUT)
CHANNEL 2のLOWインピーダンスの入力端子です。
音量(出力)の大きいギターはこちらへ繋ぐ事があります。
BRI
CHANNEL 2のBRIGHTスイッチです。
高音域のレスポンスを強調するスイッチです。
超高音域(プレゼンス)の調節スイッチです。
お好みでON / OFFしてください。
VOLUME
CHANNEL 2のボリュームを調節するツマミです。
TREBLE
CHANNEL 2の高音域の周波数を調節するツマミです。
MIDDLE
CHANNEL 2の中音域の周波数を調節するツマミです。
BASS
CHANNEL 2の低音域の周波数を調節するツマミです。
DISTORTION
CHANNEL 2の歪みを調節するツマミです。
クリーンサウンドを出したい場合はツマミは 0 の位置にしておきましょう。
REVERB
CHANNEL 2のREVERB (残響音)を調節するツマミです。
ツマミを右に回せば回すほど、音が広がっていきます。
REVERBが必要ない人はツマミは 0 の位置にしておきましょう。
■CHANNEL 2 & その他■
SPEED
CHANNEL 2のビブラート(音の揺れ)の速さを調節するツマミです。
VIBかCHORUS使用時のみになります。
VIBかCHORUSが必要ない人はツマミは 0 の位置にしておきましょう。
DEPTH
CHANNEL 2のビブラート(音の揺れ)の深さを調節するツマミです。
VIBかCHORUS使用時のみになります。
VIBかCHORUSが必要ない人はツマミは 0 の位置にしておきましょう。
VIB / OFF / CHORUS
VIBかOFFかCHORUSを選択するスイッチです。
エフェクトのON / OFFスイッチです。
VIBとCHORUSが必要ない人はツマミは OFF の位置にしておきましょう。
POWER
電源のON / OFFスイッチです。
それでは、リヤパネルも見ていきたいと思います。
■リヤパネル■
LINE OUT R / L(MONO)
LINE OUTのジャックからは、文字通りJC-120の音をライン出力できます。
他のギターアンプのラインインやミキサーに接続したり、レコーディング機器等に接続して録音する時に使います。
なお、モノラルで使う時はL(MONO)に接続してください。
CH-2 EFFECT LOOP
ステレオ・エフェクト・ループを装備してますので、一般的なSEND / RETURNとして活用できます。
・RETURN R / L(MONO)
RETURNは、外部エフェクターからの戻り(リターン)の音を入力するジャックです。
エフェクトループのリターンジャックには、L/Rの2つの入力があり、ステレオ対応になっています。
なお、モノラルで使う時は、L側のジャックを使ってください。
※モノラルで使う場合、リターン音をリターンジャックRに入力しても、リターン音はスピーカーから出力されませんので注意してください。
※このようにL側のジャックを使っていない時は、ループスイッチがPARALLEL、SERIESのどちらであっても、生音だけが出力されます。
※リターンジャックへの接続は電源を切ってから行ってください。
・SEND
SENDは、外部のエフェクターへ生音(エフェクトが付かないドライ音)を送り出すジャックです。
・LEVEL +4dBm / -20dBm
LEVELスイッチは、エフェクトループの入出力レベルを切り替えます。
接続機器の入出力レベルに応じて、+4dBmと-20dBmの切り替えが可能で、通常は-20dBmで使用します。
接続機器の入出力レベルが高い場合は+4dBmに設定し、低い場合は-20dBmに設定します。
-10dBm ~ -20dBm のマイナス数値がギター・ベース用の機器を想定した数値になります。
逆に+4dBmはPA機器を繋ぐ時のためのもので、普通にギター・ベース用の機器を使う分には必要ありません。
ですが、ギターやベースのエフェクターやアンプシミュレーターやプリアンプによっては、エフェクター自体が+4dBmの設定になっている場合があるため、使用する前にエフェクターの取扱説明書で確認しておいた方がいいですね。
その場合はJC-120のスイッチも+4dBmに設定しましょう。
わかりやすく言うと、-20dBmの方が出力が高く、+4dBmの方が出力が低くなっています。
・LOOP SERIES / PARALLEL
LOOPスイッチは、エフェクトループ回路で、SERIES(直列)とPARALLEL(並列)の切り替えが可能で、通常はSERIESで使用します。
PARALLELにすると、外部エフェクト音と生音(エフェクトが付かないドライ音)がミックスされます。
SERIESにすると、外部エフェクト音は生音とミックスされません。
FOOT SWITCH
・CHORUS / VIBRATO
・REVERB
・DISTORTION
FOOT SWITCHのジャックに別売りのフットスイッチを使用すれば、スイッチ1つでアンプ本体のエフェクトのON / OFFが可能です。
(実際にそこまで使う方はほとんどいませんが…)
※このフットスイッチをONにしても、フロントパネルのDISTORTIONツマミやVIB/CHORUSツマミがOFFになっていると、エフェクトがかかりませんので注意してください。
■JC-120の特徴■
JC-120はCHANNEL 1とCHANNEL 2の独立したチャンネルを装備しています。
12インチ・スピーカーを2個搭載し、
出力120Wという十分なパワーを備えています。
基本的なサウンド・キャラクターは両チャンネル共通になり、
どちらのチャンネルも基本的なサウンドは同じです。
CHANNEL 2はCHANNEL 1には無かった、
DISTORTION(ディストーション)
と
REVERB(リバーブ)
のツマミがあります。
CHANNEL 2のみ、
VIBRATO(ビブラート)
か
CHORUS(コーラス)
のエフェクトを使用できます。
これらのツマミやエフェクトを使用する場合はCHANNEL 2を使用しましょう。
JC-120はクリーンサウンドが綺麗なアンプのため、
DISTORTIONのツマミがあるとはいえアンプ本体で歪みサウンドを作ることは苦手です。
JC-120で音を歪ませたい場合は、
オーバードライブやディストーションといったエフェクターを繋いで、
歪みサウンドを作ってみましょう。
ちなみにJC-120のチャンネルは、
アンプのクリーンチャンネルとドライブチャンネルでは無く、
独立したクリーンチャンネルが2つ入っているアンプですので、
基本的にはフットスイッチ等でチャンネルの切り替えができません。
(A/B BOX等のエフェクターを使えば切り替える事は可能です。)
逆に、独立したクリーンチャンネルが2つ入っているという事は、
CHANNEL 1とCHANNEL 2にそれぞれギターを繋いで、
2本同時に鳴らす事も可能なんです。
ま~、2本同時に鳴らす事に意味は無いですし、
無駄にアンプに無理な負担をかける事も無いので、
そんな事をやる必要は全くありませんが…
■ちょっとしたコツ■
音抜けが悪いと感じたら、BRI(ブライト)スイッチをON!
・ジャキジャキ感が強調されて音抜けを良くする事ができます。
・使用するギターに合わせて好みでON / OFFを試してみてください。
VOLUMEの調節が上手くいかない時はLOWインプット!
・通常、HIGHインプットに繋いだ方が高域が強くなるのですが、ちょっと高域が耳についたりVOLUMEの調節が上手くいかない時はLOWインプットに繋いでみましょう。
・HIGHインプットではVOLUMEのツマミを回すと一気に音量が大きくなったりするのですが、LOWインプットだと割となだらかに音量が上がりますので、HIGHインプットに比べてVOLUMEの調節がしやすかったりします。
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