こちらの新サイトに同じページを引っ越しました。
↓↓↓
https://hisound.blog.fc2.com/e/yamaha-emx312sc
自動的に移動しない場合は、URLをクリックしてください。
ボーカルマイクやキーボードやオーディオ機器等を接続する、
ミキサーの基本的な使い方、
皆さん分かっていますか!?
カラオケ感覚で、
とりあえず音が鳴ればいいや!
といった使い方をされている方が多数いらっしゃいます。
長年ミキサーを使っている方の中にも、
基本的な使い方を分かっていない方が多数いらっしゃいます。
どんなミキサーも基本的な使い方は一緒ですので、
まずは正しい使い方を学んでいきましょう。
MENU
● ミキサーの電源を入れる場合
● コンデンサーマイクを使用する場合
● ボーカルにリバーブ(残響音)等のエフェクトをかける
● ボーカルにコンプレッサーをかける
● ちょっとしたコツ
● ミキサーの電源を切る場合
■ミキサーの電源を入れる場合■
① 全てのツマミが 0 になっている事を確認する
・全てのツマミが 0 になっていない場合は 0 に戻しましょう。
※最低でもLEVEL(VOLUME)のツマミだけでも 0 に戻しましょう。
② 電源をコンセントに繋ぐ
・スタジオによっては初めからコンセントに繋いであるところもありますが、繋いでいない場合は自分でコンセントに繋ぎましょう。
③ POWER AMP切り替えスイッチをMAIN.L.Rにする
・基本はMAIN.L.Rで問題ありませんが、スピーカーが1発しかない場合やモノラル出力したい場合は、スイッチを下側のMAIN(L+R)に切り替えましょう。
④ 接続したチャンネルのLINE/MICスイッチを設定する
・マイクなど入力信号のレベルが低い機器を接続したチャンネルは、スイッチをMICにします。
・キーボードやオーディオ機器など入力信号のレベルが高い機器を接続したチャンネルはスイッチをLINEにします。
オーディオ機器を接続する場合
・ウォークマン等のオーディオ機器を接続する場合は、1~4のモノラルチャンネルではなく 9/10 と 11/12 のステレオチャンネルに、家電量販店等で販売されている赤白のオーディオケーブルを使用して接続する方が、もちろんオススメですよ。
⑤ PHANTOMスイッチをOFFにする
・ミキサー本体の電源を入れた後に、スイッチがONの状態だとスイッチがオレンジ色に点灯します。
・ミキサー本体の電源を入れた後に、スイッチが消灯している事を確認してください。
コンデンサーマイクを使用する場合
・コンデンサーマイクを使用する場合は、↑の写真のPHANTOMスイッチをONにしてください。
※ファンタム電源が不要な時は必ずこのスイッチをOFFにしておいてください。
※ファンタム電源をONにする場合は、コンデンサーマイク以外の機器がXLRタイプの入力端子に接続されていない事を確認してください。
・外部機器の故障の原因になります。
・ただし、バランス型ダイナミックマイクは接続されていても問題ありません。
※スピーカー保護のために、ミキサー本体の電源を切った状態でファンタム電源をON/OFFしてください。
・この時にミキサー本体のMONITORセクションとMAINセクションのMASTERコントロールを、全て 0 にしましょう。
⑥ マイクとミキサーをマイクケーブルで繋ぐ
⑦ POWER(電源)をONにする
⑧ MAINセクションのMASTERコントロールを矢印の位置に合わせる
⑨ マイクや楽器で音を出しながら、各チャンネルのLEVELコントロールを調節する
・ボーカルマイクを使用した時に、ハウリングする場合はこちらがオススメです。
● ちょっとしたコツ
・後で必要な場合は各チャンネルのLEVELコントロールとMAINセクションのMASTERコントロールを微調整しましょう。
MENU
● ミキサーの電源を入れる場合
● コンデンサーマイクを使用する場合
● ボーカルにリバーブ(残響音)等のエフェクトをかける
● ボーカルにコンプレッサーをかける
● ちょっとしたコツ
● ミキサーの電源を切る場合
■ボーカルにリバーブ(残響音)等のエフェクトをかける■
① エフェクトスイッチをONにする
・ミキサー本体の電源をオンにすると自動的にエフェクトスイッチがONになり、スイッチの上のLEDが下の写真のようにオレンジ色に点灯します。
・エフェクトを使用しない場合はスイッチを押してOFFの状態にしてください。
② PROGRAM選択ダイアルでエフェクトを選びます
・まずは一般的で使いやすい1番のREVERB HALL 1に設定してみてください。
・使い方に慣れてきたら1番~16番まで試して、自分の好きなエフェクトを設定してください。
③ MAINセクションのEFFECT RETURNコントロールで全体のかかり具合を調節する
・まずは矢印の位置に合わせて、後で必要な場合は微調整しましょう。
④ PARAMETERコントロールでリバーブ/ディレイタイムを調節する事もできます。
・設定が分からない場合はツマミを【フラット = 5】(時計の12時の位置)に合わせてみてください。
・後で必要な場合はフラットの位置から微調整しましょう。
⑤ エフェクトをかけたいチャンネルのEFFECTコントロールでエフェクトのかかり具合を調節する
■ボーカルにコンプレッサーをかける■
コンプレッサーをかけたいチャンネルのCOMPコントロールでかかり具合を調節する
・右に回すとコンプレッサーが強くかかります。
・コンプレッサーをかけすぎるとハウリングしやすくなりますので、少し抑えて設定しましょう。
・コンプレッサーが特に必要ないと思ったら、ツマミを 0 の位置に設定して、コンプレッサーをカットしておいた方がいいですよ。
・ミキサーの機種によってはコンプレッサーが付いていない物もあります。
コンプレッサーとは???
・サビなど強く歌っている部分は音量を抑えたり、弱く歌っている部分は音量を持ち上げたりするため、全体的に音が均等に聞こえるようになります。
・また、一つ一つの音がはっきりするので、歌詞も聴き取りやすくなります。
MENU
● ミキサーの電源を入れる場合
● コンデンサーマイクを使用する場合
● ボーカルにリバーブ(残響音)等のエフェクトをかける
● ボーカルにコンプレッサーをかける
● ちょっとしたコツ
● ミキサーの電源を切る場合
■ちょっとしたコツ■
ボーカルマイクを使用する時は、各チャンネルのイコライザー(HIGH・MID・LOW)の調節をする
・イコライザーのツマミはフラット(時計の12時の位置)で ±0 の位置になるのですが、スタジオくらいの広さで使用するにはフラットの位置でも非常によく効きます。
※ですので、ボーカルマイクを使用する時はイコライザーのツマミを時計の9時の位置に設定してみてください。
・この状態だと各チャンネルのLEVELを上げてもハウリングが起こる事もほぼなくなりますし、余計な低音もなくなりすっきりした音になり、ボーカルさんは歌いやすくなります。
・あくまで私の経験での話ですが、かなりオススメです!
・後は好みで微調整して、更に不要なイコライザーは-15までカットしてもOKです。
・HIGH … 高音域の調整
・MID … 中音域の調整
・LOW … 低音域の調整
YS ProcessingスイッチはOFFがオススメ!
・YS Processingスイッチは重低音を付加して音圧を上げるスイッチなんですが、人によっては余計な低音が付加されると感じて、ボーカルの声の音抜けが悪く感じる場合が多々あります。
・OFFにしていた方が余計な低音もなくなりすっきりした音になり、ボーカルさんは歌いやすくなります。
・あくまで私の経験での話ですが、割とオススメです!
MONITORセクションは使用しません!
・MONITORセクションはもう1発スピーカーを追加した時に、そのスピーカーを調節するセクションになりますので、基本的には使用しません。
・ツマミも触らずに 0 の状態のままで大丈夫です。
・各チャンネルの青色のMONITORのツマミも 0 のままで大丈夫です。
MENU
● ミキサーの電源を入れる場合
● コンデンサーマイクを使用する場合
● ボーカルにリバーブ(残響音)等のエフェクトをかける
● ボーカルにコンプレッサーをかける
● ちょっとしたコツ
● ミキサーの電源を切る場合
■ミキサーの電源を切る場合■
① 全てのツマミを 0 に戻す
・次に使われる方々の事も考えて全てのツマミを 0 の位置に戻しましょう。
・スタジオやライブハウスの機材をお借りするわけですから、できる限りミキサー本体に負担の掛からない状態で使用するのは当然ですよね。
※最低でもLEVEL(VOLUME)のツマミだけでも 0 に戻しましょう。
② パワー(電源)をOFFにする
③ ミキサーからマイクケーブルを外す
④ マイクをスタジオの受付で借りた場合は元の状態で返却する
・八の字巻きで綺麗に巻いて、できる限り元の状態に戻してから返却しましょう。
・もし、次に自分が使用する立場だった場合に、自分の前に使用したお客様が丁寧に使用した後だと、自分も気分がすごくいいですよね!
MENU
● ミキサーの電源を入れる場合
● コンデンサーマイクを使用する場合
● ボーカルにリバーブ(残響音)等のエフェクトをかける
● ボーカルにコンプレッサーをかける
● ちょっとしたコツ
● ミキサーの電源を切る場合
リンク