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スタジオやライブハウスで超定番のアンプとなっている、
Marshall(マーシャル)のJCM2000 (DSL100/DSL50)
現在は生産終了してJVMシリーズに代わっていますが、
スタジオやライブハウスではまだまだ活躍しているアンプです。
真空管アンプの定番のMarshall
その中でも定番のJCM2000が使えるようになれば、
他のMarshallのアンプや他のブランドの真空管アンプも、
楽々と使いこなせるようになるはずです!?
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アンプの基本的な使い方が分からない方は、まずはこちらのページをご覧ください。
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アンプの使い方【基本編】
使い方が分かる方も、再確認で見る価値アリです!
それでは、各ツマミを左から順に見ていきたいと思います。
POWER
電源のON / OFFスイッチです。
POWERスイッチは真空管を温めるスイッチです。
STANDBY (スタンバイ・スイッチ)
音を出すためのON / OFFスイッチです。
★注意★
POWERスイッチをONにしてから2~3分程待って、真空管を温めてください。
2~3分経ったらSTANDBYスイッチをONにしてください。
アンプへの負担を出来るだけ無くす為に、STANDBYスイッチは絶対に2~3分経ってからONにしましょう。
当然ですが、STANDBYスイッチ → POWERスイッチの順番でパワー(電源)をONにするなんて、絶対ダメですよ。
DEEP (ディープ)
重低音をON / OFFするスイッチです。
EQUALISATION(イコライザー)のBASSよりもさらに下の低音を出すスイッチです。
基本的には必要ない場合が多いためOFFにしておきましょう。
PRESENCE
超高音域の周波数を調節するツマミです。
TREBLEよりもさらに上の高音域の周波数を調節するツマミです。
TREBLE
高音域の周波数を調節するツマミです。
MIDDLE
中音域の周波数を調節するツマミです。
BASS
低音域の周波数を調節するツマミです。
TONE SHIFT (トーンシフト・スイッチ)
MIDDLEをカットするON / OFFするスイッチです。
スイッチを押してMIDDLEを下げると、俗に言うドンシャリ系の音になります。
基本的には必要ない場合が多いためOFFにしておきましょう。
CHANNEL B (リバーブ・チャンネル B)
CHANNEL BのREVERB (残響音)を調節するツマミです。
ツマミを右に回せば回すほど、音が広がっていきます。
REVERBが必要ない人はツマミは 0 の位置にしておきましょう。
CHANNEL A (リバーブ・チャンネル A)
CHANNEL AのREVERB (残響音)を調節するツマミです。
ツマミを右に回せば回すほど、音が広がっていきます。
REVERBが必要ない人はツマミは 0 の位置にしておきましょう。
VOLUME (ボリューム・チャンネル B)
CHANNEL Bのボリュームを調節するツマミです。
LEAD1 / LEAD2
LEAD1 / LEAD2の切り替えスイッチです。
スイッチがOFFの時 … LEAD1
スイッチがONの時 … LEAD2
LEAD2はLEAD1よりさらに過激に歪みます。
GAIN
CHANNEL Bの歪みを調節するツマミです。
CHANNEL
CHANNEL A かCHANNEL Bを選択するスイッチです。
スイッチがOFFの時 … CHANNEL A (クリーンサウンドのチャンネル)
スイッチがONの時 … CHANNEL B (歪みサウンドのチャンネル)
VOLUME (ボリューム・チャンネル A)
CHANNEL Aのボリュームを調節するツマミです。
CLEAN / CRUNCH (クリーン / クランチ)
CLEANかCRUNCHを選択するスイッチです。
スイッチがOFFの時 … CLEAN
スイッチがONの時 … CRUNCH
CRUNCHにするとCLEANを基本にした少し歪んだ音になります。
綺麗なクリーンサンドを出したい場合はスイッチをOFFにしておきましょう。
GAIN
CHANNEL Aの歪みを調節するツマミです。
■クリーンサウンド・基本セッティング■
CHANNEL Aを使用
・GAIN … 5 を基準に適度に調節してください。
・CLEAN / CRUNCHスイッチ … CLEANを選択してください。
・VOLUME … 適度に調節してください。
・REVERB(CHANNEL A) … 必要ない人は 0 の位置にしておきましょう。
・TONE SHIFTスイッチ … OFF
・BASS … 5 を基準に適度に調節してください。
・MIDDLE … 5 を基準に適度に調節してください。
・TREBLE … 5 を基準に適度に調節してください。
・PRESENCE … 5 を基準に適度に調節してください。
・DEEPスイッチ … OFF
※CHANNEL AのCLEANを選択している場合は、GAINのツマミを上げても音が歪みにくくなっていますので、GAINとVOLUMEのツマミを上手く調節して音量のバランスを合わせてください。
※自分の持っている歪みエフェクターを使用する場合は、アンプを完全にクリーンサウンドにセッティングして、後はイコライザー(EQUALISATION)等を微調整していくといいですよ。
■歪みサウンド・基本セッティング■
CHANNEL Bを使用
・GAIN … 5 を基準に適度に調節してください。
・LEAD1 / LEAD2スイッチ … LEAD1を選択してください。
・VOLUME … 適度に調節してください。
・REVERB(CHANNEL B) … 必要ない人は 0 の位置にしておきましょう。
・TONE SHIFTスイッチ … OFF
・BASS … 5 を基準に適度に調節してください。
・MIDDLE … 5 を基準に適度に調節してください。
・TREBLE … 5 を基準に適度に調節してください。
・PRESENCE … 5 を基準に適度に調節してください。
・DEEPスイッチ … OFF
■その他・雑感■
ここまでお話してきたJCM2000ですが、
100ワットのDSL100と50ワットのDSL50では、
音がかなり違うんです!
CHANNEL AのCLEANとCRUNCHはそれほど大きな違いは無いのですが、
CHANNEL Bの歪みチャンネルの方は別のアンプと思ってしまうほど音が違うんです。
(根本的な音は同じなのですが…)
50ワットのDSL50の方はMarshallにしては音が固めで少し荒い印象です。
さらには、
CHANNEL BのLEAD2にしてGAINのツマミを全開の 10 にしても、
「あれっ!?思ったより歪まない!?」
といった印象です。
100ワットのDSL100で同じセッティングにすると、
やかましいくらい強烈に歪むんですが…
過去、Marshallや別のメーカーのアンプでも100ワットと50ワットのアンプを弾き比べてきて、
同じアンプとはいえ100ワットと50ワットで音の違いがあるのは分かっていましたが、
ここまで音に違いがあるのはJCM2000のDSLシリーズが初めてでした。
とりあえず、簡単に使い方をお話しましたが、
これらはほんの一例でしかありません。
今後、もっとマニアックな使い方も紹介していくと思いますので、
楽しみにしていてください。
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