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MESA BOOGIE (メサブギー)
Rectifier (レクチファイア)
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■詳細・仕様・特徴■
今や、MarshallのJCMシリーズやJVMシリーズと並んで定番のアンプとなった、
MESA BOOGIE(メサ ブギー)のRectifier(レクチファイア)。
澄み切ったクリーンサウンドから強烈に歪むハイゲインサウンドまで、幅広い音を出す事ができます。
ちなみに、MESA BOOGIEのアンプはFender(フェンダー)のアンプを改造した物を元に作られたアンプのため、クリーンサウンドはFenderのアンプのクリーンサウンドに割と似てます。
(この話はいずれ詳しくするかもしれません…)
フロントパネルを見るとツマミが沢山あるので、
『使い方が難しそう…』
と思われがちですが、
よく見ると使い方は非常に簡単です。
同じツマミが3セット付いているだけです。
・チャンネル 1 … クリーン ~ クランチ
・チャンネル 2 … ハイゲイン
・チャンネル 3 … ウルトラハイゲイン
各チャンネルの特徴はこの様な感じで、チャンネル1~チャンネル3になるにつれて過激に歪む様になります。
では早速、一通り見ていきたいと思います。
■アンプの使い方■
アンプの基本的な使い方が分からない方は、まずはこちらのページをご覧ください。
↓↓↓
アンプの使い方【基本編】
使い方が分かる方も、再確認で見る価値アリです!
それでは、各ツマミを右から順に見ていきたいと思います。
■CHANNEL 1■
CLEAN / PUSHDE (クリーン / プッシュド)
CLEANかPUSHDEを選択するスイッチです。
スイッチがCLEANの時 … クリーンサウンド
スイッチがPUSHDEの時 … クランチサウンド
PUSHDEにするとCLEANを基本にした少し歪んだ音になります。
綺麗なクリーンサウンドを出したい場合はスイッチをCLEANにしておきましょう。
GAIN
CHANNEL 1の歪みを調節するツマミです。
MASTER
CHANNEL 1のボリュームを調節するツマミです。
PRESENCE
CHANNEL 1の超高音域の周波数を調節するツマミです。
TREBLEよりもさらに上の高音域の周波数を調節するツマミです。
TREBLE
CHANNEL 1の高音域の周波数を調節するツマミです。
MID
CHANNEL 1の中音域の周波数を調節するツマミです。
BASS
CHANNEL 1の低音域の周波数を調節するツマミです。
■CHANNEL 2■
RAW / VINTAGE / MODERN (ロウ / ビンテージ / モダン)
RAWかVINTAGEかMODERNを選択するスイッチです。
RAW → VINTAGE → MODERNは順番に超高域や倍音、ゲインが増していきます。
基本的にはVINTAGEが使いやすいと思いますが、お好みで選んで大丈夫です。
GAIN
CHANNEL 2の歪みを調節するツマミです。
MASTER
CHANNEL 2のボリュームを調節するツマミです。
PRESENCE
CHANNEL 2の超高音域の周波数を調節するツマミです。
TREBLEよりもさらに上の高音域の周波数を調節するツマミです。
TREBLE
CHANNEL 2の高音域の周波数を調節するツマミです。
MID
CHANNEL 2の中音域の周波数を調節するツマミです。
BASS
CHANNEL 2の低音域の周波数を調節するツマミです。
■CHANNEL 3■
RAW / VINTAGE / MODERN (ロウ / ビンテージ / モダン)
RAWかVINTAGEかMODERNを選択するスイッチです。
RAW → VINTAGE → MODERNは順番に超高域や倍音、ゲインが増していきます。
基本的にはVINTAGEが使いやすいと思いますが、お好みで選んで大丈夫です。
GAIN
CHANNEL 3の歪みを調節するツマミです。
MASTER
CHANNEL 3のボリュームを調節するツマミです。
PRESENCE
CHANNEL 3の超高音域の周波数を調節するツマミです。
TREBLEよりもさらに上の高音域の周波数を調節するツマミです。
TREBLE
CHANNEL 3の高音域の周波数を調節するツマミです。
MID
CHANNEL 3の中音域の周波数を調節するツマミです。
BASS
CHANNEL 3の低音域の周波数を調節するツマミです。
■LOOP ACTIVE■
OUTPUT
リヤパネルのFX LOOPを使用した場合に使用します。
この場合はOUTPUTが全体のマスターボリュームの調整をするツマミになります。
通常、リヤパネルのFX LOOPをBYPASS LOOPで使用する場合はツマミは 0 の位置にしておきましょう。
SOLO
SOLOはフットスイッチでON / OFFが可能で、ONにした時の音量を調節するツマミです。
スタジオやライブハウスでアンプをレンタルして使用する場合は、基本的にはフットスイッチを仕様しないと思いますのでツマミは 0 の位置にしておきましょう。
■電源スイッチ■
STANDBY (スタンバイ・スイッチ)
音を出すためのON / OFFスイッチです。
POWER
電源のON / OFFスイッチです。
POWERスイッチは真空管を温めるスイッチです。
★注意★
POWERスイッチをONにしてから2~3分程待って、真空管を温めてください。
2~3分経ったらSTANDBYスイッチをONにしてください。
アンプへの負担を出来るだけ無くす為に、STANDBYスイッチは絶対に2~3分経ってからONにしましょう。
当然ですが、STANDBYスイッチ → POWERスイッチの順番でパワー(電源)をONにするなんて、絶対ダメですよ。
それでは、リヤパネルも見ていきたいと思います。
普段はあまり使う事が無いと思いますので、今回は最低限度必要な事だけ説明したいと思います。
■リヤパネル■
FX LOOP
SEND / RETURNを使用する場合に選択するスイッチです。
・LOOP ON … 全てのチャンネルに対して有効になります。
・CH 1 ~ 3 … 選択されたチャンネルに対してのみ有効になります。
・FTSW … フットスイッチを使用した場合に選択します。
・BYPASS LOOP … FX LOOPがバイパスされて、さらにフロントパネルのOUTPUTとSOLOのコントロールもバイパスされます。
※通常はBYPASS LOOPでご使用ください。
※SEND / RETURNを使用する場合はLOOP ONに切り替えてください。
チャンネル切替スイッチ
・CH 1 ~ 3 … 各チャンネルの切り替えになります。
・FTSW … 専用のフットスイッチを使用した場合に選択します。
■クリーンサウンド・基本セッティング■
CHANNEL 1を使用
・CLEAN / PUSHDEスイッチ … CLEANを選択してください。
・GAIN … 5 を基準に適度に調節してください。
・MASTER … 適度に調節してください。
・PRESENCE … 5 を基準に適度に調節してください。
・TREBLE … 5 を基準に適度に調節してください。
・MID … 5 を基準に適度に調節してください。
・BASS … 5 を基準に適度に調節してください。
※自分の持っている歪みエフェクターを使用する場合は、アンプを完全にクリーンサウンドにセッティングして、後はイコライザー等を微調整していくといいですよ。
■歪みサウンド・基本セッティング■
CHANNEL 2を使用
・RAW / VINTAGE / MODERNスイッチ … VINTAGEを選択してください。
・GAIN … 5 を基準に適度に調節してください。
・MASTER … 適度に調節してください。
・PRESENCE … 5 を基準に適度に調節してください。
・TREBLE … 5 を基準に適度に調節してください。
・MID … 5 を基準に適度に調節してください。
・BASS … 5 を基準に適度に調節してください。
■その他・雑感■
現在のRectifierは3チャンネル仕様ですが、初期型は2チャンネル仕様になっています。
今もなお初期型の歪みサウンドが好きで、あえて初期型を使い続けている方々もいます。
では、現在の3チャンネル仕様で、
『初期型の音は出せないのか!?』
という事ですが、
結論から言うと近い音は出せます。
初期型の歪みチャンネルの音は、現在の3チャンネル仕様のCHANNEL 2のVINTAGEに設定すると近い音が出せます。
しかも、現在の3チャンネル仕様の方がイコライザーのMIDが素直に効いて、音作りもしやすいとの事です。
実際、私は初期型も現在の3チャンネル仕様も使ってきましたが、まさにその通りでした。
ツマミが沢山あって複雑そうに見えるアンプですが、じっくり見てみると非常に簡単ですよね!?
作れる音の種類がCHANNEL 1 ~ CHANNEL 3まであって、
ミニスイッチの切り替えを含めると全部で8種類あるので、
どの音にするか良い意味で迷ってしまいますね。
個人練習などで、一人でじっくりと全部の音を確認していくのがオススメです。
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