Ampeg SVT-350 (アンペグ ベースアンプ) 使い方・音作り【基本編】




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Ampeg (アンペグ)
SVT-350







詳細・仕様・特徴



今や、スタジオやライブハウスで定番となっているベースアンプのブランドの、Ampeg(アンペグ)

1946年に楽器用アンプメーカーとして創業し、アメリカのワシントン州ウッディンヴィルに本拠を置いています。



サウンドの特徴としては、パンチの効いた図太いサウンドです。

それがAmpegのブランドのサウンドイメージになっています。

中低音域がふくよかに出力されるため、スタジオで音を出した時に、

『あれっ!?、オレちょっと上手くなったかも!?』

と勘違いする事もあるかもしれません!?



ツマミ等もシンプルなので、初めて使う方も特に迷う事なく使用できると思います。

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アンプの使い方


アンプの基本的な使い方が分からない方は、まずはこちらのページをご覧ください。
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アンプの使い方【基本編】

使い方が分かる方も、再確認で見る価値アリです!






それでは、各ツマミをから順に見ていきたいと思います。

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フロントパネル


0dB (INPUT)
楽器の入力端子です。

Pad (ミニスイッチ)
このスイッチをONにすると、入力信号が15dB減衰します。
このスイッチを使えば、ゲインコントロールをより使いやすい(レベルの高い)範囲で操作できます。
Gainのツマミを下げきってもクリッピングが発生する場合は、このスイッチを使って信号を減衰させてください。

Gain
アンプの入力レベルをコントロールします。
弦を強く弾いた時にPeakのLEDが点滅するかしないかくらいで調節するといいです。

Bass
低音域の周波数を調節するツマミです。

Ultra Mid
中音域の周波数を調節するツマミです。

Treble
高音域の周波数を調節するツマミです。

Master
ベースアンプ本体の最終的な出力音(ボリューム)を調節するツマミです。

Limit
このスイッチをONにすると、アンプの最大音量に近づいた時にパワーアンプ出力をクリーンに保つために、アンプにリミットをかけてくれます。

EQ On (ミニスイッチ)
このスイッチをONにすると、Graphic Equalizerが作動します。
不要な場合はOFFにしておきましょう。

Graphic Equalizer
Bass・Ultra Mid・Trebleに加えて、各周波数帯域の調節ができます。
各コントロールは中央の位置で 0 になります。

Power
電源のON / OFFスイッチです。






それでは、リヤパネルも見ていきたいと思います。

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リヤパネル


POWERAMP IN
SVT-350のパワーアンプに、外部プリアンプの出力信号を送るためのモノラル入力端子です。
この端子にプラグが接続されている時は、SVT-350のプリアンプ回路はバイパス処理されます。

PREAMP OUT
ポストEQの信号を出力し、PAミキサー、レコーディング機器、外部パワーアンプなどの外部機器に送出するための端子です。

RETURN (EFFECTS LOOP)
エフェクト・ループのRETURNになります。

SEND (EFFECTS LOOP)
エフェクト・ループのSENDになります。

-20dB / 0dB (ミニスイッチ)
BAL.OUTの出力レベルを調節します。
このツマミはフロントパネルにあるマスターコンソールとは独立して働きます。
スイッチをONにすると信号レベルが20dB減衰し、ミキサーのマイク入力により適合した信号が出力されます。

POST / PRE (ミニスイッチ)
BAL.OUTからの出力音を選択するスイッチです。
スイッチがPOSTの時はポストEQの信号が出力され、トーンコントロール、グラフィックEQ、エフェクトループを使って信号の調節や加工が行えます。
基本的にはPREAMP OUTからの出力音と同じ音が出力されます。
スイッチがPREの時はプリEQの信号が出力され、プリアンプのトーン設定がすべて無効になります。

BAL.OUT
PAミキサー、レコーディング機器、外部アンプなどの機器のバランス入力端子に接続し、プリアンプのバランス出力信号を送出するための端子です。






基本セッティング


・Pad … 基本的には OFF でいいですが、必要な場合は ON にしましょう。
・Gain … 5 を基準に適度に調節してください。
・Bass … 5 を基準に適度に調節してください。
・Ultra Mid … 5 を基準に適度に調節してください。
・Treble … 5 を基準に適度に調節してください。
・Master … 適度に調節してください。
・Limit … 基本的には OFF でいいですが、必要な場合は ON にしましょう。
・EQ On … 基本的には OFF でいいですが、Graphic Equalizerを使う場合は ON にしましょう。



この設定でこのアンプの基本的なサウンドが出せます。

後はイコライザーを微調整してバンドサウンドに馴染むように、自分好みのサウンドを作ってみてください。

ペダルタイプのプリアンプやエフェクターを使う場合は、さらに微調整しましょう。

個人練習などで、一人でじっくりと全部の音を確認していくのがオススメです。


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