Hartke HA3500 (ハートキー ベースアンプ) 使い方・音作り【基本編】




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Hartke (ハートキー)
HA3500







詳細・仕様・特徴


今や、スタジオやライブハウスで定番となっているベースアンプのブランドのAmpeg(アンペグ)と並んで愛されるベースアンプとなった、Hartke(ハートキー)

アメリカのエレクトリックベース、エレクトリックギター、キーボード用アンプの製造会社になります。



サウンドの特徴としては、中音域、高音域がハッキリとした、抜けの良いサウンドが特徴です。

機材のスピーカーコーン素材に、アルミニウムを使用しているのが特徴です。

アルミ製のコーンは、紙製のコーンより約3.5倍早く音を伝えるられると言われます。

さらにコーンの強度が高いために歪みが少なく、余計な音の味付けがないことからよりピュアなサウンドを出力します。

そのためアンプヘッドとスピーカーキャビネットを両方ともHartkeを使用すると、サウンドの特徴の中音域、高音域がよりハッキリとした、抜けの良いサウンドになります。



今までパワーのあるベースサウンドを求めていた方が、

・おっ!クリアで抜けの良いサウンドだ!
・自分はこっちの方が実は好みだったのかも!?
・バンドアンサンブルにはこっちの方が馴染みやすいかも!?

なんて思う方もいます。



ツマミ等もシンプルなので、初めて使う方も特に迷う事なく使用できると思います。

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アンプの使い方


アンプの基本的な使い方が分からない方は、まずはこちらのページをご覧ください。
 ↓↓↓
アンプの使い方【基本編】

使い方が分かる方も、再確認で見る価値アリです!






それでは、各ツマミをから順に見ていきたいと思います。

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フロントパネル


PASSIVE (INPUT)
楽器の入力端子です。
電池を内蔵していないパッシブベース用の入力端子です。
通常はこちらのINPUTを使用すれば大丈夫です。

ACTIVE (INPUT)
楽器の入力端子です。
電池を内蔵したアクティブベース用の入力端子です。

TUBE (PRE AMP A)
チューブプリアンプの音量を調節します。
プリアンプの音をTUBEだけにしたい場合はSOLID STATEのツマミを 0 にしましょう。

SOLID STATE (PRE AMP B)
ソリッドステートプリアンプの音量を調節します。
プリアンプの音をSOLID STATEだけにしたい場合はTUBEのツマミを 0 にしましょう。

COMPRESSION
コンプレッサーの効きを設定します。
右に回すほどコンプレッサーが深くかかります。
ツマミが 0 の時はインジケーターが消灯し、コンプレッサーが OFF になります。
不要な場合は OFF にしておきましょう。

IN / OUT (スイッチ)
このスイッチをIN(ON)にすると、GRAPHIC EQUALIZERが作動します。
不要な場合はOUT(OFF)にしておきましょう。

GRAPHIC EQUALIZER
それぞれの帯域を±15dBの範囲でブースト/カットします。
・30Hz
・64Hz
・125Hz
・250Hz
・500Hz
・1kHz
・2kHz
・3kHz
・5kHz
・8kHz

LOW PASS (CONTOUR)
100Hzの帯域を±18dBの範囲でブースト/カットします。
時計の12時の位置が ±0 になります。

HIGH PASS (CONTOUR)
10kHzの帯域を±18dBの範囲でブースト/カットします。
時計の12時の位置が ±0 になります。

VOLUME (MASTER)
ベースアンプ本体の最終的な出力音(ボリューム)を調節するツマミです。

POWER (スイッチ)
電源のON / OFFスイッチです。






それでは、リヤパネルも見ていきたいと思います。
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リヤパネル


SEND (EFFECT)
エフェクト・ループのSENDになります。

RETURN (EFFECT)
エフェクト・ループのRETURNになります。

BALANCE (EFFECT)
エフェクトリターンに接続された外部エフェクターによるエフェクトサウンドとドライサウンドのバランスを調節します。
センド側いっぱいでドライサウンドのみになります。
リターン側いっぱいでエフェクトサウンドのみになります。

POST / PRE (DIRECT OUT)
ダイレクトアウト(BAL.OUT)信号を10バンドイコライザーの前から出力するか、後から出力するかを切り替えます。
スイッチがPOSTの時はポストEQの信号が出力され、トーンコントロール、グラフィックEQ、エフェクトループを使って信号の調節や加工が行えます。
スイッチがPREの時はプリEQの信号が出力され、プリアンプのトーン設定がすべて無効になります。

NORMAL / GND LIFT (DIRECT OUT)
ダイレクトアウトの1番ピンを本体のグランドと接続するか切り離すかを切り替えます。
複雑に機器を配線し、グランドループでハムノイズが増加した場合に、グランドを切り離すとハムノイズを減少させることができます。






基本セッティング


・TUBE (PRE AMP A) … 5 を基準に適度に調節してください。
・SOLID STATE (PRE AMP B) … 5 を基準に適度に調節してください。
(TUBEだけの音にしたい場合はSOLID STATEのツマミを 0 にしてください。)
(SOLID STATEだけの音にしたい場合はTUBEのツマミを 0 にしてください。)

・COMPRESSION … 基本的には OFF でいいですが、必要な場合は調節に調整しましょう。
・IN / OUT (スイッチ) … GRAPHIC EQUALIZERを使用する場合はIN(ON)にしましょう。不要な場合はOUT(OFF)にしておきましょう。
・LOW PASS (CONTOUR) … ±0 を基準に適度に調節してください。
・HIGH PASS (CONTOUR) … ±0 を基準に適度に調節してください。
・VOLUME (MASTER) … 適度に調節してください。



この設定でこのアンプの基本的なサウンドが出せます。

後はイコライザーを微調整してバンドサウンドに馴染むように、自分好みのサウンドを作ってみてください。

ペダルタイプのプリアンプやエフェクターを使う場合は、さらに微調整しましょう。

個人練習などで、一人でじっくりと全部の音を確認していくのがオススメです。


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